11月17日(土曜日)18日(日曜日)の2日日程で学校祭が行われた。
↑学科販売(日曜日)開始前の実習室内。
午前中は有志発表やクラブ発表など。
北海道を中心に活躍するfucchiE(フッチー)さんがゲストとしてライブを。
歌声と包み込まれるような雰囲気に生徒たちは一体になって。
午後は、生徒たちは喫茶コーナーで楽しんだり、クラブ展示を見たり学科製品を買いに回ったり。
木工科では、キーホルダーやくるまのおもちゃ(50円)が大人気。完売の勢いだった。
体育館で学年ステージ(劇)を1年・2年・3年の順番で行う。
3年生は開演までの時間、学科ごとに開店準備をする。
いま一度品揃えを確認したり、製品紹介のPOPを書いたり。
↑いま銀行などで行われているやり方を参考にして、一列に並んでいただく&空いたレジに来ていただくやり方でレジを準備する。
↑販売した製品。手前はトレー。カラマツ&ブナ・ニレの集成材で作られている。2年生の生徒が製作。人気アイテムのひとつ。
↑販売した製品。真ん中に並べられたイスは「フラワーチェア」と名付けている。カラマツ材。大きさの割に安価(800円)なこととインテリアとしてマッチする・・・などから毎回の販売会で完売するアイテム。
今回の販売会でも開始早々完売となった。
3年生が製作。
↑販売した製品。真ん中に並べられている「フクロウ時計」は1年生の製作。ナラ材。フクロウが縁起物であること、デザインがいいことから年配の方を中心に人気のアイテム。
まとめ買いをされていく方などいて今回も完売。
AM11時過ぎ。
3学年ステージのため、体育館に移動する。
すでに学校の中は大勢のお客さんでごったがえす。
体育館に向かう人の波をかき分けかき分け向かう。
3年生の劇は大ヒットした「フラガール」をモチーフにした創作劇「フラガール2007」。
私は音響&舞台横で字幕を出すプロジェクタの操作係。
今日はものすごいストレスがかかっているのだろう、ここ10年来経験したことのない「胃がキリキリする痛み」を感じていた。
それにパソコン画面を操作する手が震えて震えて。
めったなことでは緊張しないのだが、胃の痛みといい、手の震えといい。
舞台は大成功。
生徒たちは堂々と演技をしていた。
セリフが思い出せなさそうになると、共演の生徒がそっと助け船をだしたり。
本番に強いところを十二分に発揮していた。
そして予定通り正午に学年ステージ終了。
そこから12時20分の1回目販売開始までの20分間はステージの片付け→開店準備ともうめまぐるしいひとときだった。
体育館を離れさっきよりもごった返している校内を販売会場の実習室に向かう。
すでに長蛇の列となっていた。
先頭にならぶお母さんに聞くと、開店1時間前の11時20分から並んでいるとのこと。
開店前の様子はかねがね聞いていたところだが・・・この人出のすごさに圧倒される。
生徒たちも心得ていて、急いで舞台衣装から制服に着替え、それぞれのポジションに立つ。
そして、12時20分。
開始数十秒で↑の様子。
事前に店内の陳列図を掲示したこともあるが、人気のアイテム・希望のアイテムを一筆書きのように進まれてレジに並ばれる人・人・人。
2つのレジにそれぞれ先生が付き、開店30分間は、レジから顔をあげることもできない忙しさだった。
まさに飛ぶような売れ行き。
↑1回目の販売(12:20~13:00)終了後のようす。
小物や定番の人気商品はじめほとんどのアイテムが完売状態になった。
ここで、生徒には昼食を摂ってもらい、2回目の販売に向けて、↓取っておいた在庫アイテムをすべて並べる。
13:00にいったん入口をクローズしたが、そのときすでに2回目の販売を待つお客さんの行列が出来はじめていた。
そして、13時30分に2回目の学科販売開始。
1回目と変わらない勢いでお客さんが詰めかけてくださった。
やはり人気アイテムの製品は瞬く間に完売。
残った製品も順次売れていく。
校内のあちらこちらに本校の木工製品のほとんどに使用しているOSMO(オスモ)塗料の紹介ポスターを貼ったのだが、体や自然に優しいOSMO(オスモ)に関心を寄せて買っていってくださっているのかも・・・そのようにも感じた。
そして、14:00に2回目の販売終了↓。
数が多かったアイテムで一部売れ残りがあったが、全体的にはほぼ完売の状態だった。
3年生が今年度作ったものは完売。
生徒たちは自分たちが作った製品が飛ぶように売れていくのを「今日はとても楽しかった」と表現していた。
レジを担当した生徒も、
売り場で製品説明をした生徒も、
お手伝いいただいたボランティアの学生さんも、
生徒をリードしていただいた先生方も、
みんな100%以上の力を発揮して臨んだ学校祭だったと思う。
今年度の私の務めのなかでいちばん大きな仕事が終わったような、そんな心地がする。